変数定義とデータセットでパターンを瞬時に正確に切り替える

最終更新日
2017.02.15

Photoshop の変数定義とデータセットの説明です。

レイヤーに変数名を割り当てて、テキストの内容や表示非表示を切り替える事ができる機能です。

同じレイアウトでも文字や背景画像に色々なパターンがあるような場合、データセットを作成しておくと編集作業が楽になります。

サンプルの画像では、犬のアイコンと猫のアイコン2つのパターンを切り替えられるようにしたいと思います。
見出しの文字と英語表記の文字は内容を変更して、アイコンフォルダの中のアイコンをパターンによって切り替えます。

イメージ>変数 で変数定義のウィンドウを開きます。

「I love dog」の部分と「いぬの可愛さについて」は文字の内容を書き換えたいので「テキストの置き換え」のチェックをします。
レイヤーの横に「*」がついたものは変数定義されている事になります。
名前の部分は変数の数が多かったり、データセットをCSVから読み込んだりする場合は「見出し」や「英語表記」など分かりやすい名前に変えるといいですが、変数が少なければデフォルトで入る名前でいいでしょう。

「いぬの可愛さについて」も同じくテキストの置き換えで定義します。

次に、予め作成してある犬アイコンと猫アイコンをパターンによって表示・非表示させます。

表示・非表示の切り替えをする全てのアイコン(サンプルでは犬・猫レイヤー)の変数定義で、表示にチェックをいれます。
ここで画像の置き換えにチェックを入れると、別のドキュメントを読み込んでレイヤー自体を置き換える事もできます。とりあえず今回は簡単なアイコンなので表示の切り替えだけにしましょう。

変数定義をすると、データセットタブで新しいデータセットの作成が出来るようになります。

データセットの横にあるをクリックすると新しいデータセットが作成できます。
新規作成すると、現在の表示状態のデータセットが既に設定されているので、変更する部分だけ設定を変えていきます。

データセット名は分かりやすいように「犬」と名前をつけて、犬アイコンの場合は猫のアイコンは表示しないので変数のところにある「猫」のレイヤーを非表示にします。

同じように猫のデータセットも作成します。

テキスト変数の部分には表示したいテキストを入力して、今度は犬アイコンを非表示にして猫アイコンを表示に設定します。

これで、犬アイコンと猫アイコンの2つのデータセットができました。

イメージ>データセットの適用ウィンドウからデータセットの切り替えができるようになります。

データセットを登録しておくことで、毎回テキストの内容を書き換えたりしなくても、瞬時に入力ミスなどもなく切り替える事ができます。

以下は、アイコンを置き換えにした場合の読み込み用CSVのサンプルです。

"テキスト変数1","テキスト変数2","画像変数1"
"I Love dog","いぬの可愛さについて","犬.psd"
"I Llove cat","ねこの可愛さについて","猫.psd"

このサンプルだとレイヤーセット名は「I love dog」などになりますが、先に「テキスト変数2」の列を先に持ってきたり、データセット名用のダミー経数を作成したり、読み込んだ後に自分で名前を変えたりできます。

※変数定義をしているドキュメントで、レイヤーを削除したり統合したりして変数が消えると、ヒストリーで戻るを押しても変数定義が復活しません。定義>レイヤー結合>取り消し>そのまま保存をしないように注意しましょう。(次バージョンで改善してほしいところ)

現在のバージョンではデータセットのCSVは読み込みオンリーみたいです。将来のバージョンでは現在のデータセットをCSVに吐き出せるようになると便利ですね。